正しい歯並びへの近道!お口の筋肉トレーニングはじめませんか?
食生活の欧米化によって柔らかい食べ物に偏った食生活になり、噛む回数が減少傾向にあることをご存知でしょうか。その結果、顎の発育が悪くなり、歯がきれいに並ぶスペースを確保できず、デコボコした歯並びになります。矯正治療を行っても歯が後戻りすることがありますが、これは根本の原因にアプローチしていないためです。
そこで当院では、顎のスペースを広げることで歯をきれいに並ぶようにする矯正治療をご提供しております。よく噛むための食事方法、お口の機能を正しく働かせるための頬の筋肉や舌のトレーニング、歯並びを悪くする指しゃぶりや頬杖の癖の改善などを主軸として、患者さまに適した治療をご提供いたします。
歯科矯正用咬合誘導装置「T4K」とは?
口腔筋機能トレーナー型装置の1つです。お口の周りの筋肉を鍛えることで舌を正しい位置に動かしたり口呼吸を改善したりして、正しい歯並びへと導きつつ顎を正しい方向に発育するよう促します。
T4Kのメリット
取り外し可能なためお子さまの負担が少ない
いつでも取り外せるため、食事や歯磨きのときに邪魔になりません。また、固定式の矯正装置と比べて痛みや違和感が少ないこともメリットです。
日中1時間~2時間程度+寝ている間のみ装着する
日中の1時間~2時間程度と就寝中以外は取り外しておけるため、口元の見た目が気になりません。
後戻りしにくい
歯並びが悪い原因にアプローチする治療のため、後戻りがほとんど起こりません。
矯正治療の費用を抑えられる
歯並びが完全に改善するわけではありませんが、大人になってからの矯正治療の期間を短縮したり、歯を抜かずに歯並びを整えられたりします。そのため、従来よりも矯正治療の費用を抑えられます。
治療効果について
T4Kの目的は、口の周りの筋肉を鍛えて歯と顎の位置を改善することです。舌が前に突き出た状態や異常な嚥下などを放置すると、顔と歯列が正しく成長しなくなります。永久歯が生え揃う前に治療を受けることが大切です。
受け口を改善させる『ムーシールド』とは?
歯列矯正用咬合誘導装置(ムーシールド)は、就寝中に装着することで口の周りの筋肉をトレーニングして、筋肉のバランスを整える矯正装置です。結果的に歯と顎の位置が整って、きれいな歯並びになります。対象となる不正咬合は受け口で、数ヶ月~半年程度で改善します。
ムーシールドの効果
舌を高い位置に維持する
受け口だと舌を高い位置に保てないため、上顎の発育が悪くなります。ムーシールドを装着することで、舌を高い位置に保てるため、上顎の発育を促して受け口を改善できます。
舌が下顎の前歯を押すのを防ぐ
受け口だと、舌が前歯を押してしまいます。ムーシールドを装着することで、舌が下顎の前歯を押すのを防げるため、受け口の改善が期待できます。
上顎の正常な成長を促す
食べ物を飲み込むときに、口の周りの筋肉に過度な力がかかる事態を防ぎます。その結果、上顎の正常な発育を促して、受け口を改善します。
ムーシールドはいつから適応?
乳歯が生え揃う3歳頃から使用できます。受け口は自然に治る場合もありますが、3歳の時点で診断されたものは自然に治らないケースがほとんどです。受け口と診断された年齢が3歳以上の場合は、ムーシールドによる治療を始めることをおすすめします。
口腔筋機能療法(MFT)で後戻りの予防!
口腔筋機能療法(MFT)は、発音や呼吸、舌の位置、唇の位置などを改善し、歯並びが悪くなる原因である癖を取り除く療法です。ムーシールドで受け口が改善しても、原因を取り除かなければ後戻りします。当院では、口腔筋機能療法(MFT)で口の周りの筋肉をトレーニングして、歯並びと噛み合わせの改善を促し、後戻りを防いでおります。